7月30日 ポルト到着

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ポルトの空はどんより曇っていて、私のイメージする晴れ渡る空のポルトガルというイメージとはかけ離れていた。飛行機からおりた瞬間、肌寒さも感じた。スマートフォンを使用するために、SIM カードを販売している家電量販店に行った際、店員は今日の天気は稀であり、非常に申し訳ないと謝ってきた。

 

ポルトにかかる有名な橋へと向かった。橋からの眺めは絶景であり心を打たれた。しかし、どんよりとした雲が残念であった。

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ポルトではワインが有名であり、ワインセラーへも向かったがあいにく閉店であった。今日は本当についていない。

 

この不運は序の口であった。今日はハリーポッターの新巻の発売日、著書であるJ.K.ローリングはポルトに住み、世界で一番美しいとされる本屋レロイ・イ・イルマン書店に感銘を受け世界的ヒットであるハリーポッターが誕生したとのことであった。その感銘を受けた本屋では世界で最初にハリーポッターの新巻が、深夜0時に発売される。私達は本を無料で頂戴できると勘違いし、夜9時から深夜0時までの3時間列に並んだ。しかし実際に本屋に入ると、他の並んでいた客は整理券のようなものを取り出していることに気づいた。そう、購入したレシートが必要だったのだ。

 

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後日談として、深夜3時まで待てば無料配布していたとのことだったが、旅行初日にそこまでの時間は待てなかった。この話は、ポルトからリスボン行きの電車の中で乗客から聞いた。